保険は“自ら請求しなければ”支払われません。
そんな中、請求できるはずの保険に気づかないことが原因で、受け取れるはずの保険を受け取っていないケースが多発しています。

今回取り上げるのは、「モノが壊れたり傷ついたりした」ケースの請求についてです。
とある43歳女性のケースを見てみましょう。
―― 事例 ――
部屋の模様替え中、タンスを壁にぶつけ、タンスが壊れてしまいました。
タンスの修理で7万円を自腹で払いました。
【でも実は請求できる保険があったんです!】
破損・汚損特約 6万円(自己負担1万円)
⇒火災保険
◇なぜ気づかなかったのでしょうか?
「火災保険は「火災」や「災害」でしか支払われないと思っていました」
~モノが壊れたり傷ついたりした場合~
モノが壊れたり傷ついたりした場合に、もれなく保険を請求するためのチェックワード
保険・共済の書類から特約も含めて、以下文言の記載を探してください!
【チェックワード】
モノが壊れたり傷ついたりしたら(共通)
□ 携行品損害 □ 持ち出し家財 □ 破損・汚損(住宅保険、家財保険)
□ クレジットカード付帯の「ショッピング補償」
(そのクレジットカードで購入したモノが壊れたときの補償)
車両の場合
□ 自動車保険 □ 自転車保険 □ バイク保険
建物の場合
□ 住宅保険(火災保険)
【こんな請求もれに注意!】
会社や学校で加入している「団体保険」
「クレジットカード付帯」「ネット契約」「コンビニ契約」の保険
メーカー保証
―― 対策 ――
①保険証券は一カ所にまとめておきましょう!
②保険証券は紙だけでなく、データでも保管しておきましょう!
③元気なうちに家族と共有しておきましょう!
【保存版】保険加入後は必ずチェック!請求もれ防止のためにすべき5ステップ
「請求できる保険に気づける!」
「保険証券をパシャっと撮影するだけ!」
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