保険は“自ら請求しなければ”支払われません。
そんな中、請求できるはずの保険に気づかないことが原因で、受け取れるはずの保険を受け取っていないケースが多発しています。

今回取り上げるのは、「他人に弁償・示談金を支払った」ケースの請求についてです。
とある36歳男性のケースを見てみましょう。
―― 事例 ――
知人のベンツでドライブ中、子どもが車酔いして嘔吐してしまいました。
その清掃にかかったお金を請求されたので、7 万円を自腹で支払いました。
【でも実は請求できる保険があったんです!】
個人賠償責任特約 7万円
⇒賃貸を契約したときに加入した火災保険
◇なぜ気づかなかったのでしょうか?
「個人賠償責任特約の存在を知りませんでした」
~他人に弁償・示談金を支払った場合~
弁償した・示談金を支払った場合にもれなく保険を請求するためのチェックワード
保険・共済の書類から特約も含めて、以下文言の記載を探してください!
【チェックワード】
□ 個人賠償責任 □ 日常生活賠償 □ 弁護士費用
【こんな請求もれに注意!】
会社や学校で加入している「団体保険」
「クレジットカード付帯」「ネット契約」「コンビニ契約」の保険
払込を終了していて保障が継続している保険(口座の引き落としが無く、証券を紛失していることも多い)
(レジャー・スポーツ中の事故)運営者が加入している「傷害保険」
「火災保険」「自動車保険」「傷害保険」「レジャー保険」「共済」の特約
[特記事項]
※保険料が安いので、保険屋さんが説明せずに特約を付帯させており、契約の存在を知らないケースが多い
※示談で弁償したことで、「保険は関係ない」と思い込んで請求しないケースが多い
※離れて暮らす家族の保険の特約が有効だったりする
こちらの記事もご覧ください!
―― 対策 ――
①保険証券は一カ所にまとめておきましょう!
②保険証券は紙だけでなく、データでも保管しておきましょう!
③元気なうちに家族と共有しておきましょう!
【保存版】保険加入後は必ずチェック!請求もれ防止のためにすべき5ステップ
「請求できる保険に気づける!」
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