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​~保険加入者が知っておきたい情報~

【個人賠償責任特約について】有能なのに影が薄い特約

最終更新: 5月12日

個人賠償責任特約って?

日常生活の事故により「他人にケガをさせた」「他人のモノを壊した」など、法律上の損害賠償責任を負った場合に補償します。




知っておくべきポイント

●「日常生活賠償特約」という名称の保険会社もある。

●補償の対象者が広い。(同居の家族、別居の未婚の子まで範囲であることも)

●裁判沙汰にならなくても、示談金も補償してくれることもある。

個人賠償責任補償を単体で契約できないので、「火災保険」「自動車保険」「傷害保険」「自転車保険」「共済」などのオプションとして契約する。

●保険料が安い。(補償される金額が〇億円や無制限でも、月々数百円ほど)

重複して加入していることが多い。(例えば「火災保険」と「自動車保険」、「妻」と「夫」)

この特約があれば「自転車保険に加入してください!」という義務をクリアできる





どんな時が保険の対象になるの?

・自転車で人にけがをさせた

・飼い犬が他人を噛んでケガさせた

・ゴルフプレー中に自分が打ったボールが他人に当たり、ケガをさせた

・子どもがおもちゃのバットを振り回していて、誤って友達にケガをさせた

・スーパーの駐車場でショッピングカートが転がってしまい、他人の車を傷つけた

・子どもがキャッチボールをしていて、誤って他人の家の窓ガラスを割った

・他人の釣り竿を踏んで折ってしまった

・配偶者が立食パーティーでトレーに乗せていた食事をこぼし、他人のドレスを汚した

・マンションで洗濯機から水がもれ、下の階の戸室に被害を与えた

・お店で商品を壊した

などなど、事例は多岐にわたります。

自転車事故でケガをさせて1億円近くの賠償責任を負った事例が有名です。




この特約、請求漏れが多いんです

~36歳男性の事例~

知人のベンツでドライブ中、子どもが車酔いして嘔吐してしまいました。

その清掃にかかったお金を請求されたので、7 万円を自腹で支払いました。

しかし実は、、、

賃貸を契約したときに加入した火災保険の「個人賠償責任特約」を請求していれば、7万円受け取ることができたのです。




なんで請求漏れが起きるの?

そもそも、保険は自ら請求しなければ支払われません。

したがって、「こんな時に請求できる保険に入っている」と認識しておく必要があります。

ところが個人賠償責任特約は、「請求できる」と気づかれないことが多いのです。


主に以下のような原因が考えられます。

●火災保険や自動車保険の特約で影が薄く、契約の存在を知らなかった。

●保険料が安いので、保険屋さんが説明せずに特約を付帯させており、契約の存在を知らなかった。

●離れて暮らす家族の特約が有効だったりする。

●示談で弁償したので、保険は関係ないと思い込んだ。




請求漏れを防ぐためには?

●加入保険を整理して管理しておく

●加入保険を家族と共有しておく

●どの契約に「個人賠償責任特約」がついているかを把握する




保険簿アプリで請求漏れを防ぎましょう!!



※弊社は保険の販売事業をしておらず、当記事は一般的な範囲で記述しております。したがって、保険の個別の内容については、保険会社にお問い合わせくださいませ。

4,000万円の請求漏れがある例も!?

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